
住信SBIネット銀行が、住宅ローンの最長返済期間を50年に延ばしたローンを販売しはじめました。
50年のローンにすると、どんなメリットがあるかというと1年あたりの返済額が減るわけですから月々の返済金額もおのずと減るという事です。
ただ、50年ですから、人生の間に何が起こるか・・・?!織田信長は人生50年・・・。今やローンが50年・・・。
これも当たり前と言えば当たり前なのですが、50年後に80歳未満の人=20代の人だけがこのローンを借りれるそうです。考えようによっては、若いうちに月々の返済額少なくしておいて生活を豊かにしておいて、ある程度の年齢になったら売って返済をするというのも考え方かもしれません。
その時に売れるような不動産を買っておかないといけないから、仕入れの時の目利きが大事ですね。
今、とにかく不動産価格は高止まり中で、新築分譲マンションの平均価格が23区内でついに1億を超えました。なんと2023年1~6月に発売された物件の平均は1億2962万円!!まぁこれは超高額物件の三田ガーデンヒルズなどの影響もあるので十把一絡げに考えてもいけないと思いますが驚愕の数字であることは間違いありません。
そういうローンを使って買う世代に対して、今終活相続を考える方々は、若いうちに購入した持ち家であればもう残債が無いのがほとんどですから、買った時からウン十年分のインフレ分などを考慮すると大分いい価格で売れるというのが現実でしょう。
住み慣れてはいても、2階は使っていないとか、あまり使いきれていない不動産はちゃんといいタイミングで売却をして、より快適な生活を送って、揉め事も無く相続できるよりいい資産が何なのかを家族で一緒に考えておく必要があると思います。
人それぞれの価値観ではありますが、不動産を共有で残すなんて残される側からすれば最低なので、是非早いうちに残される側の家族に対しても想いを伝える=遺言を書くなりしておかないと無用な争いの種をまくことになりかねません。
50年返し続けるかもしれないこれからの世代には、せめていい資産を残してあげましょう!
終活相続は、残す側・残される側双方が感謝しあえることがベスト。そのためには「生きているうちに、どうぞ。」なのです。