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借りやすい社会

住宅ローン金利が今、何パーセントくらいで借り入れができるかご存知でしょうか?

 

私たちの親世代である70歳前後の方には信じられないかもしれませんが、変動金利だと0.3%台のローンもあります。

 

35年固定だとさすがに2%近くまで上昇しましたが、それでも2%です。

 

平成の初めころ、それこそ30年ちょっと前のバブル期に家を買おうとしたら金利は7~8%が当たり前だったはずです。それが今や0.3%とは…隔世の感は否めないってやつです。

 

そんな住宅ローン、今度はネットだけで完結するサービスまで始まったようです。りそな銀行や三菱UFJ銀行、三井住友銀行などの大手行がすでにネットだけでローン手続き完結を実現しています。

 

それだけ簡単に借りれる、借りやすい社会が実現しているので、今買いたい人たちはローンに対するハードルが低いと感じることがかなり多くなってきました。

 

今日打合せをした若夫婦、まだ20代でしたが1億の借入には不安が無いと言い切ってました。

 

40代の私達が最初に20代で家を買った頃、一応一部上場の企業に勤めていても4000万円が心理的ハードルの一つだったのですが…小心者だったのかな~?!(笑)

 

当時はダブルインカムの夫婦がまだ少数でしたが、今や夫婦共働きが7割を超えるのでむしろそちらがスタンダード。新卒採用をすると、優秀な順から取ると女性ばっかりになると言われることもあるくらいなので、女性も稼ぎます!その為、世帯年収がほぼ倍。

 

年収が倍、金利が当時の半分以下と考えれば、ハードルが4,000万⇒1億になったのもまぁ分からなくもないですね。というわけで、非常に借りやすい社会が出来ている=物件は売りやすくなっている?!とは言い切れませんが、場所によっては大きく値段を上げているところもありますし、利便性が高い場所で不動産をお持ちであれば売却益が出やすい環境なのは間違いありません。

 

終活・相続の一つの肝。不動産を処分するか否か。

 

これを決めるには今こそがベストタイミングと言っても良いでしょう。私も次に住む場所を田舎などにできるなら東京の不動産なんて売ってどこかにいきたい・・・。ですが、子育て中なので無理!!

 

親が東京に不動産を持っていたら、確実に売らせるか収益物件を作ります。

 

みなさんも、不動産の可能性を一度確認してみることをお勧めします。ただ、営業がしつこい会社はおススメしません。自分のボーナスの事ばっかり考えていますから。

 

本当に売るべきか否かを判断できる準備は各自がしておくこと。言いなりにはならないようにしましょう!