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きな臭い感じ・・・

火のない所に煙は立たぬとはよく言ったもので、まぁ何かが起きた後に振り返ってみると所々ではその事象について予見されているものです。

 

今は、米不動産の暴落について新聞記事などでちょこちょこ見かけるようになってきました。

 

商業用不動産の価値下落とそれにともなうローンを抱えているノンバンクの貸し手の破綻というストーリーです。

 

大手投資ファンドのブラックストーンも最近、2017年に15億5千万ドルの価値があるとされたビルを10億で売却したそうです。

 

米の地銀は商業用不動産に対する投融資残高がかなり大きいらしいですが、結局のところ近代的ないいビルは価値が上がって、ちょっと古くて改修もされないビルは価値が下がるという当たり前の状況だとのこと。う~ん・・・記事だけ見ると煽ってるんだか普通のこと言ってるだけなんだかよくわからなくなります。

 

ですが、こういう記事が出るという事は何かがどこかで起きているという事。

 

小さい火が、ある日、強風に煽られて・・・なんてことはなくはないですよね。色んなことを注視していかないと、相続資産も価値が一気に下がるタイミングがあるかもしれません。資産の形成・運用というのは非常に難しいですから色んな専門家とタッグを組んでいい情報を手に入れるように心がけましょう。