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賃貸人生?!

私が知る限り、15年前首都圏の分譲マンション供給戸数は8万戸程度だったはずです。

 

それが、昨年は3万戸を割って2.9万戸しか作られていないそうです。

 

需給バランスというものももちろんありますし、一次取得層の人口等も考えると供給戸数が減るというのは必然なのでしょう。

 

今、分譲マンションの価格は一般人にとって「高嶺の花」と言わざるを得ない高値になっている中、マンションデベロッパーは賃貸マンションの開発を進めているそうなんです。

 

それもファミリー向け?!という事で。まぁいいんだけども、賃貸に住む=支払いが資産にならないという事です。住宅ローンを支払うという事は、貯金をしているようなものです。もちろんそれは、資産価値が残る物件を選べていることが前提ですが、ちゃんといい資産を選び、次世代に紡ぐというのが家族を持つ人のやるべき事の一つであるというのが日本人の典型的な幸せ家庭の姿だったと思いますが今やその感覚も変わってきたという事なのでしょうか。

 

ハッキリ言って、信じられません!!

 

借り物に住んで、資産が溜まるというのはよっぽど投資の上手い人じゃないと難しいのではないかと思いますが・・・。それか自由なライフスタイルで渡り鳥のように生きていける能力のある人じゃないかと。地方などで家賃の安いところで生活するならともかくですよ。

 

そして、外資などからの投資で建物を建てるとか、そういうのが横行するから日本の国力がどんどん落ちるし、あまり良い事があるとは思えません。もっと長期的な視野に立って、国の運営も然り、自分の人生も然り、やっていくほうがいいのではないかと考えております。

 

残してもらえる資産があるというのは幸せな事。相続を、争族にするなんて人として欠陥がある証拠。建物も陳腐なつくりだと欠陥が出ます。皆さんも、人生に欠陥が出てしまわないように、堅牢な家族関係を作っていきましょう!

 

 

PPIP 理事

名取確